愛だけでできているゾーン

御祭の道中何度か

 

「彼は、あたしのこと、娘みたいに扱うのよ」

 

といって、奥様が笑っていました。

 

それを見ていた私のパートナーは

 

「奥さんが、全面的に彼を信頼しているっていうのが

口で言ってるだけじゃなく、オーラからにじみでてるもんね」

 

「お互いがお互いを癒しあっていて、デコボコのところに

ちょうどお互いがきれいにかみ合ってる感じだもんね」

 

と話していました。

 

旦那様は、その理由をこんな風に表現されていました。

 

「彼女の育ちにすべてのもとがあるんだよ」

 

彼女のご両親は本当に仲がいい。

 

仲のいいご両親が彼女にとっての当たり前なんだよ。

 

だから、「夫婦は仲がいい」のが、彼女にとって当たり前なんだ。

 

それが、普通で、当たり前ってどんなに素晴らしいことかと思ったよね。

 

と。

 

奥様のお父様は既に他界されているそうなのですが

お父様は

芸の道を歩み、極められたことで

「その人間が国の宝」とされる栄誉を受け取られておられ

常にその道で、御活躍・御貢献をされてきた方です。

 

奥様のお母様は

「子供よりも、お父様を優先される女性」

 

しかし、奥様は「寂しい」と思った経験がないのだとか。

 

奥様にとって

「両親が仲良いこと」が本当にしあわせだったのだそうです。

 

旦那様は、趣味やものの考え方など

本当にお父様に「よく似ている」と奥様は笑っていました。

 

「そういわれてみれば

彼は父に似ているところが

たくさんあるのかもしれない。

全然気にしてなかったけれどね」

 

「父が生きていたら、彼とはとても仲のいい友人なったと思うよ」

「そういう意味では、父に会わせたかったよね」

「見てみたかったよねって、母ともよく言ってるの」

 

と。

 

そうなのです。。。

 

このご夫妻は、ご自身たちが仲良しなだけではなく

「双方のご両親、ごきょうだい」まで

「どこもかしこも仲がいい」のです。

 

喧嘩もするそうですが

喧嘩の矛先を、旦那様がうまーく、ゆっくりと

「ずらして」いくので

奥様は、何に怒っていたのか「忘れてしまう」そうなのです。

 

で、奥様は

 

「なんだっけ?・・・忘れちゃったし、まぁいいや」

 

となるのが常なのだとか。

 

そのため、喧嘩は後を引かないですし

すぐに終わってしまうと。

 

現在、奥様は4年されていたお仕事を退かれました。

 

ストレスを抱えても頑張り続けた奥様に

 

「嫌だったら、いつ辞めてもいいんだよ」と

 

旦那様は

ずっとおっしゃっていたそうです。

 

しかし、奥様は

「自分が決めたところまではやりきる」と

決めておられたため

旦那様はずっと見守っておられました。

 

その仕事をやめるまで、旦那様はずっと

奥様のために、毎日お弁当をつくり続けていました。

 

一見、夫婦の役割が「反対」のように感じられるかもしれません。

しかし、このご夫妻には最初から

「どちらがやらなければならない」という

「固定概念がない」のです。

 

私とパートナーも同じ価値観のため

本当に、ご夫妻の言葉がよくわかりました。

 

大切な人のためにすることは

苦でも何でもありません。

 

むしろ「楽しくて仕方なくて」

「どんな場面でも自然にできる」のだと思います。

 

それは

「尽くす」ということとは違うものです。

 

よく

「理想と現実は違う」といいますが

 

少し先の未来に行って、何を持って帰ってくるか

で、現実は変わります。

 

理想を現実にしないのは「自分自身」です。

 

相手に尽くすのではなく

「自分がしてあげたいことが、相手のしてほしいこと」

という

「愛だけでできているゾーン」でいきるのということも

ぜひ、体験されてみてくださいね。