病の果てにあるもの

前回のお話のまとめといたしまして。

 

私、病気だな。。   

 

と自覚した瞬間は、何度かありました。

 

病当時の彼は

 

胸元が見えるデザイン

ボディラインがわかるデザイン

肌が露出したり、透けたりするデザイン

 

を、非常に、異常に嫌がりました。

 

私の好きなブランド、ファッションはオールNGでしたから

「着たくもない服」を着なければならず

「着たい服」は着れませんでした。

 

メイクはほとんどノーメイク

 

ヘアスタイルはかなり控えめに、何のへんてつもない

普通のヘアスタイルをさせられていました。  

 

自分の好きなものは選べず

自分の嫌なほうを選ぶ

 

ひとつ、ふたつ、ならまあいいのでは?

と感じるかもしれません。

 

しかし

「これほどのストレス」

はありません。

 

自分が

「望まないもの」

「欲しくないほう」

が、彼が好きで望み求めるほうの選択なのです。

 

選択基準値の最高峰は

常に「彼」ですから

「自分が望むものとは逆の選択」をしなければ

 

「自分から彼が離れてしまう」わけです。

 

病気だった私は

「そういった思い込み」がありましたから

現実的に

「自身が望まないほうを選択しつづけること」になりました。

 

自分自身の中にある

「彼を失う」という

「恐怖心」は

自分を偽り、本心をねじ曲げて、現実を歪めるほどのパワーを持っていました。

 

少しずつ、5年という歳月をかけて女性としての

「大切なもの」を

彼に「破壊」されていました。

 

してもいないことを、したと疑われ、攻撃され、傷つけられていました。

 

献身的な心

やさしさ

一途さ

いたわり

癒し

受容すること

許すこと

慰めること

 

どれを差し出しても必ず

「浮気女」という言葉を投げつけられていましたね。

 

ちなみに、こんな

どうしようもない

ロクデナシの男性でしたが

おつきあいしている5年間 

私は、1度も彼以外の男性と

おつきあいしたり、セックスしたり、いわゆる浮気は

したことがありませんでした。

 

彼がそれを

「いちばん嫌がる」と

知っていましたから

自分は何をされても絶対にやらないと決めていました。

 

しかし彼は

「常に自分のペース」で

自分のやりたいように物事をすすめていましたから

気に入らないことがあると言葉で、精神に対して

「八つ当たり」

されていましたね。

 

私のことを心配したり、きづかってくれたりしたことは

1度か2度くらいは、ありましたでしょうか。

 

傷つけられた数が膨大すぎましたので、既に「彼のやさしさ」は、記憶にはありませんね。

 

電話で話していて、突然電話を切られ、音信不通は当たり前でしたし、心配になり家を訪ねたら、他の女性がシャワーを浴びていて、怒鳴り付けられて追い返された。なんてこともありました。

 

普通は、こんなことがあれば「別れる」のです。

 

しかし、そうならない思考回路を持っていることが 

「病気」な証拠だったのです。

 

私達は

共依存」でした。

 

加えて、当時

私は、全否定により

精神を彼に「破壊」されていました。

 

ですから

「中身がなかった」わけです。

 

少しずつ、そうやって

彼に自分を

「乗っ取られた」んです。

 

言い方を変えると

「洗脳」されたんですね。

 

俳優志望

映画出演経験があり

バイト先は都内の有名なセレクトショップ

夢と希望に満ち溢れた未来の話

気になった女性を自分に振り向かせて堕ちるまで諦めない情熱

 

芸能人にあこがれる

痛々しい女性の典型です。

 

こんな男性を支えたい。

それが私の生きる意味。

そして彼の子供が欲しい。

私は、そのために生まれてきたんだわ。

 

冗談ではなく

病気の場合

「思考がこれだけ瞬時にいってしまいます」から。

 

とくに

「子供が欲しいと感じたから」というインスピレーションは

 

かなり

 

「重症」

 

です。。。

 

「中身がない」

ので、簡単に

「相手の希望を自分の脳内にコピーしてしまう」のです。

 

その相手が

 

「自分にないものをもったひと」であったり

 

「影響力や発言力」があったり 

 

「強引」だったり

 

「見たことがない類い」であったり

 

要は

「みたことない」

「知らなかった」

 

ものは、珍しいですから

非常に「印象的」なので

「記憶に残りやすい」わけです。

 

自分に自信がなさすぎたり

自己価値が低すぎたりすると

 

「外にあるモノ」で 

自己を満たしたがりますから

 

その「モノ」に「選ばれること」で

「自分に自信がつく」ので

「モノ」が高価であったり

優れていたり、他者が欲しがるものであればあるほど

「そのモノが欲しい」

わけです。

 

自分に自信がないひとが

他人からよくみられるために

高級ブランド品をもちたがるのとかわらない心理状態ですね。

 

自分は

「どんなものが本心では欲しいのか」をわかっていないと

 

「ニセモノ」が見抜けないのですよね。

 

高級ブランド品

だと思ったのに

ただのコピー商品

だった

 

コピー商品を

「ホンモノだもの!」と

大切にしているのか

 

コピー商品とわかっていて

「知ってるから」

大切にしているのか

 

高級ブランド品を

大切にしているのか

 

まったく「違う」わけです。

 

感受性豊かで

共感力の強い女性に

「ありがちな」ひとつの恋愛の「型」かもしれません。

 

自信がないままだと

他人に左右されつづけます。

 

自分を「見失い」

なくなった自信を埋めるため

無意識にパートナーを

「教祖」にしてしまう癖です。

 

この世の現実をつくっているのは「自分自身」です。

 

自分のない、中身のない女性に

「自分の子供を生んで欲しい」と

果たして男性は思うでしょうか。

 

恐らく

都合よくセックスの相手として扱うだけです。

 

自分の願いなのか

パートナーの願いなのか 

ここの

区別がつかないようでは

恐らくは、自分自身が

都合よくセックスする相手であることにも、きづかない可能性があるということです。

 

信頼しているパートナーに

わざわざ

何を着て欲しい

メイクやヘアスタイルは

こんなふうにして欲しい

と、干渉してくる理由

 

みえないように

「相手を縛る」のです。

 

要するに

言うことを聞く相手だから

言われるわけですね。

 

そもそも

わざわざ

あれを着て欲しい

と干渉するのは

不思議なお話ですよね。

 

親が子供に

選んだ服を着せるようなものです。

 

大人になって

親が選んだ服をわざわざ着ますか?

 

しかし、パートナーに言われたら

従う。

 

明らかに「不思議なお話し」です。

 

 

当時の私は

彼に「破壊」され

彼に「洗脳」されました。

 

しかし、それは

私自身が望んでしたことです。

 

「破壊」されたかったですし

「洗脳」されたかったわけですね。

 

ですから

5年もの長い間

共依存」におつきあいしてくださった彼には、心から感謝しています。

 

そこに気付くことができて

本当に良かったです。

 

気付くことがなければ

私は、変わらなかったでしょう。

今の私は、確実にいませんね。

 

経験としては大変でしたが

経験出来てしあわせでした。

 

要するに

「痛々しい自分を、自分が受け入れられるかどうか」

 

それだけですね。

 

どうか、大切なご家族を

変わらず大切にされてください。

 

ありがとうございます。