昔話をひとつ 進化と停滞

 

以前お付き合いしていた方のお話をしたいと思います。

 

その方は

長く一緒にいたパートナーと

セックスレスになり、数年単位でセックスをしていなかったそうです。

 

私と出会って、付き合いはじめて

セックスをして

「セックスの大切さを思い出した」のだとか。

 

その方は

当時のパートナーと一緒に住んでいましたが、仕事の都合で「遠距離」になってしまった。

それがセックスレスのもとになり、離れることになったそうです。

 

なんでも、久しぶりに会ったパートナーに

「セックスしよう」

「セックスしたい」

「言えなくなった」のだとか。

 

理由を尋ねると

「言葉に出して言うことが恥ずかしくなった」と話していましたね。

 

長くお付き合いしていると

自分の中に「パートナーといる自分というイメージ」のようなものができてしまうのか

「今さら。。。」といった感覚に近いものが現れるとか。

 

結婚すると奥様に魅力や性欲を感じなくなる。という感覚に近いのかもしれませんね。

 

でも

私と付き合っているときは

「ものすごい勢い」で

「セックスに対する前向きな姿勢」を現していましたから

 

昔話を聞いていても

当時のパートナーが

「セックスしたいと言えないひと」

だとは認識できませんでしたね。

 

そのかたとは数年

お付き合いしましたが

別れるまで

2週間に1度デートをして

セックスは、会うたびに2~3回していましたので

「セックスが途切れること」は全くありませんでした。

 

恐らく

当時のパートナーの

「本質」を

引き出していたのだと思います。

 

私と、その遠距離となったパートナーの方との、違いは

 

「精神的なマグロ」だったかどうか。

 

ではないかなと感じます。

 

よく、セックスでは

「なにもせず、横になっているだけ」という比喩で

「マグロ」という言葉をつかいますけれど

 

「精神的なマグロ」の方は

わかりやすく表現しますと

「全部受け身」ですので

 

「つまらない」だろうな。と。

 

「誘われなければ自分からはこない」

 

それが

意地なのか

恥ずかしいからなのか

本当に嫌だからなのか

 

理由はいろいろあると思いますけれど

 

セックスをしたい相手がいたら、やっぱりひとは

「がんばり」ます。

 

自分がしたいことを

「したい」と発信するとき

エネルギーを出します。

 

自分に、その「がんばり」や「エネルギー」が注がれた時

 

私は、その「がんばり」と「エネルギー」に

「呼応」しました。

 

その方としたことは

「ただ、楽しく時間を大切に過ごすこと」で、その中のひとつに

「セックス」がありました。

 

あとは、ただ

おいしいものを食べて

行きたいところに行って

遊んで仕事をしていただけでしたね。

 

「話し合い」は、丁寧に毎日しましたが

「喧嘩」や、「いがみ合い」や、「無視」や、「罵り合い」は

「1度も」したことがありませんでした。

 

努めたわけではなく

それらをする必要がなかった。のです。

 

その当時のパートナーは

一般の企業でいうところの

いわゆる

「部長」、「支店長」といった役職にありましたが

私とお付き合いをしている間に

「大抜擢」があり

経営責任者であり

「社長」になっていました。

 

私は、なぜか

その方が

「そうなるひと」だと

思っていました。

 

お互いにしたことは

「お互いを尊敬し、尊重し、受け入れ、大切にした」ということでした。

 

その後、仕事の都合で物理的に私たちは「遠距離」になり、あまり時間を待たず、その方は、経営から退く辞令を受けたと風の便りに聞きました。

 

その方は、私と離れたあと

「遠距離をしていたセックスしたいといえないパートナー」のもとに戻ったそうです。

 

私は、遠距離になってすぐに「自分のすべきこと」を選択し、その方とは別れていました。

 

私といた時間は、最高責任者でしたが、別れたら役職を失った。

 

これは、ただの結果です。

 

あの方は

「したいことをしたい」と

言えるひとでした。

 

そして

「したいことを、している」

ひとでした。

 

しかし、それを

「やめること」を選択したので

「言えない、言わない」

ほうに「戻った」のだと思います。

 

ですから

目に見える部分でも

「役職」が「戻った」のだと思います。

 

あの方は、あの当時

セックスでエネルギーを循環させて、「変化をおこすため」それを

「上昇気流」につかいましたが、本当は、「変化」ではなく「安定感」を必要としていたのかもしれませんね。

 

しかし、私は

「安定」ではなく「変化」を含み、更に「進化」を選びました。

 

「欲しい結果」が違っていることをわかっていたので

「一緒にいられないことは、しかたがない」のです。

 

恐らく

「安定」を基軸にして

あの方は、とてもしあわせにされているだろうなと感じます。

 

どんなことにも、前向きに

可能性や、やりがいを見いだせるタフな男性でした。

 

ただ、

ありのまま

いまのまま

 

違うということでしたね。

 

何故か、久しぶりに思い出したので

あの方の大切な皆様のしあわせを

心からお祈りしたいと思います。